%e8%b3%80%e6%9d%a5%e7%94%bb%e5%83%8f戸定会副会長 賀来宏和

  戸定会会員の皆様には、御健勝にて益々のご活躍のほどと存じます。

この度、平成28年度の総会において役職を仰せつかりました昭和52年造園学科卒業、昭和54年大学院園芸研究科修了の賀来(かく)と申します。入学からはや40年余、改めて歳月の過ぎゆく速さに驚くばかりです。

当時は、高度成長のさなか公害の発生から環境問題への関心が大いに高まった時代であり、自然と人間とのかかわりとしての造園に一つの解決策を求めて本学部をめざしました。昭和48年の入学の翌年には環境緑地学科が創設され、その年には全国の国立大学で環境の名称を持つ学科が多数誕生したことが思い出されます。

学部にも近い千葉県流山市に居住している関係で、縁あって、現在、客員教授として若干ながら学部のお手伝いをさせていただいております。教職員の皆さんや学生諸君との接触の機会もありますが、驚くことは私自身の在学時代とは大学の仕組みが大いに異なることです。

国全体の財政の緊縮下、特に今後、少子化社会が進む中で独立法人化された国立大学の運営はまことに厳しいものがあります。これまでのように日本の未来を担う若人を育てるために国が必要な予算を配分した時代は終わりをつげ、まさに必要な「ひと・こと・もの」は自らの手で獲得をしていかねばなりません。少子化の波は、受験者数の減少を招き、必要性が低いと判断される教育機構の統合化が進むことも時代の大きな流れです。

このような中、戸定会にも新しい時代の役割が大いに期待されています。大学と積極的に連携協力することにより、研究教育領域の振興を支え、また、本学部をめざす諸君や在校生には、より深い交流や支援により未来への展望を示していくことが求められています。

平成21年(2009)の園芸学部創立100周年記念事業については、伊東前会長をはじめ皆さまのご尽力とご支援により成功裏に実施することができました。学部の未来は、現に在職する教職員や学生諸君のご活躍とともに、あわせて戸定会の力にもかかっていると信じております。折に触れ、戸定会と学部の交流を深めてまいりたいと思いますので、よろしくご指導、ご支援のほどお願い申し上げます。

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